DOCDB検索のご利用方法

<SR-09-000>

DOCDB検索


制限次項


DOCDB検索では、処理可能件数の上限を5万件としています。
以下のようなメッセージが表示されたら、検索条件を絞り込んで再度検索を行って下さい。
この条件では結果集計は行いませんが、検索履歴は保存されますので
検索番号にAND/NOT条件を付加することで絞り込みは可能です。




データベース

データについて


本サービスでは、欧州特許庁(EPO)発行の電子公報データの検索が可能です。


公報発行時

公報発行時点でのデータを収録します。


更新時

欧州特許庁(EPO)が再付与する欧州特許分類データです。
※定期的にデータの更新を行います。


データベース


本サービスでは以下の出願国が検索対象となります。

日本(JP)
米国(US)
欧州(EP)
中国(CN)
韓国(KR)
主要国以外
※詳しくは、国コード一覧をご参照ください。


画面の説明

画面について


データ蓄積期間

画面右側の表示にてデータ蓄積期間の最新発行日を確認することができます。

登録:20YY年MM月DD日まで


日付系検索項目

検索期間を年月日で指定します。

西暦を選択して年・月・日を半角数字で入力してください。
入力を省略した場合には、以下の通りとなります。

範囲前後共に入力を省略収録日付からの検索※最新日付までの検索
範囲開始側の入力を省略収録日付からの検索※指定日付までの検索
範囲終了側の入力を省略指定日付最新日付までの検索
※データ収録範囲は国ごとに異なります。


年・年月・年月日いずれかの指定も可能です。

年指定1995年1995年
年月指定1998年10月2000年10月
年月日指定2005年 1月 1日2005年12月31日


簡易入力

キーワードをスペースで区切り、演算子を省略した時の条件
キーワード間をスペース区切りで入力した場合において
キーワード間の演算子を選択します。(AND・ORのみ)


検索項目

検索項目を選択します。


キーワード

各検索項目の書式に合わせた検索文字列を入力します。
以下の方法で同一欄へ複数キーワード入力が可能です。

A.キーワード間に論理演算子を入力(AND・OR・NOT)
B.キーワードをスペース区切りで入力

※キーワード間をスペース区切りにて入力した場合には
 「キーワードをスペースで区切り、演算子を省略した時の条件」が適用されます。


行間条件

複数の行にて検索項目を指定した場合に、その行間の論理演算子を選択します。
(AND・OR・NOT)


直接式入力

論理式を直接式入力して検索することができます。
検索項目を多数使用して検索式を作成する場合や
論理括弧を使用して論理演算子の優先順位を変更したい場合に使用します。

直接式入力と簡易入力欄の両方に条件が入力されている場合は、
直接式の条件が優先されます。


※式中に空白や改行があっても、自動的に調整されるため
 式は行単位に分けて実行することができます。


リーガルステータス

検索項目は、法的イベント(LIV)になります。





なお、法的イベントに関しては「PRSコード一覧参照表示」ボタンを押下する事により
PRSコードの一覧表を参照できますので、入力の際にご利用ください。


ボタンの説明


PRS一覧表表示
ボタンの左にあるプルダウンの選択内容により
ボタン押下時に表示されるRPSコード一覧表の内容が変更されます。



選択した国コードのPRSコードを表示します。

国名コード一覧表示
DOCDBの出願国の一覧が表示されます。
検索を行う際に、ご利用ください。


簡易入力を式へ展開

簡易入力で入力した条件を、直接式入力欄に展開(反映)します。

簡易入力で条件を入力して「簡易入力を式へ展開」ボタンをクリックすることにより、
直接式入力に展開(反映)します。
展開(反映)した内容は、直接式入力で編集(修正)を行うことが可能です。

直接式入力に検索式を展開(反映)した後に、簡易入力の条件を変更すると、
直接式入力に展開(反映)した検索式も変更されます。


条件クリア

公報種別・検索範囲欄・簡易入力欄・PRSコード入力欄・直接式入力欄に入力した条件を全て削除します。


検索

検索を実行します。


DOCDB検索履歴一覧

DOCDB検索履歴一覧について


全選択

検索履歴一覧にて表示している集合全てにチェック(印)を付与します。


全解除

検索履歴一覧にて集合に付与しているチェック(印)を全て解除します。


反転

検索履歴一覧にて集合にチェック(印)を付与していないものにはチェック(印)を付与し
集合にチェック(印)を付与しているものにはチェック(印)を解除します。


HOLD

検索履歴一覧にてチェック(印)に付与している集合を、ホールド(保持)します。
ホールド(保持)している集合は、ホールド(保持)を解除しなければ、
検索履歴一覧より削除することはできません。


HOLD解除

検索履歴一覧にてチェック(印)を付与している集合のホールド(保持)を解除します。


指定結果削除

検索履歴一覧よりチェック(印)を付与している集合を削除します。


目次一覧

検索履歴一覧にてチェック(印)を付与している集合(付与するチェックは1件のみ)の
目次(検索結果一覧)を表示します。


一件表示

検索履歴一覧にてチェック(印)を付与している集合(付与するチェックは1件のみ)の
一件表示をします。
注)一件表示が別ウィンドウにて表示しない場合は下記※1の設定を行ってください。


連続表示

検索履歴一覧にてチェック(印)を付与している集合(付与するチェックは1件のみ)の
連続表示をします。
注)連続表示が別ウィンドウにて表示しない場合は下記※1の設定を行ってください。


公報表示

検索履歴一覧にてチェック(印)を付与している集合(付与するチェックは1件のみ)の
公報表示をします。
注)公報表示が別ウィンドウにて表示しない場合は下記※1の設定を行ってください。


履歴出力

検索履歴をCSVファイルでダウンロードします。



※1ポップアップブロックの解除設定

検索履歴一覧にてチェック(印)を付与した集合で「連続表示」「一件表示」「公報表示」
のボタンをクリックした時、各情報の画面が表示されない場合があります。
その場合、ポップアップブロック設定が有効になっている為、表示ができません。
各情報の表示を行うには、以下の設定を行ってください。

  1. 検索履歴一覧にて「連続表示・一件表示・公報表示」のいずれかクリックすると
    検索結果目次一覧へ画面が遷移し、アドレスバーのすぐ下に「情報バー」が現れ、
    ポップアップブロックのメッセージが表示されます。
    このメッセージをクリックしてください。



  2. メッセージをクリックすると、詳しいメニューが表示されるので、
    「設定」→「ポップアップブロックを無効にする」を選択してください。



  3. もう一度、検索履歴一覧画面に戻り、チェック(印)を付与した集合の「一件表示」
    「連続表示」「公報表示」のいずれかのボタンをクリックしてください。
    別ウィンドウにて各情報が表示される事を確認してください。


検索項目

検索項目について


本サービスの検索項目は以下の通りです。
簡易入力では項目を選択して、直接式入力では省略記号を記述して指定します。

項目名一覧

本サービスの検索項目は以下の通りです。
簡易入力では項目を選択して、直接式入力では省略記号を記述して指定します。

※ 一文字のみでの検索には使用できない文字があります。
制限対象となっている検索項目/文字列は、こちら をご覧ください。


項目名項目コード
公報番号NUM
公報拡張種別KDX
公報データ種別KDD
発行国CC
出願番号AN
出願種別AKD
IPC7版以前ICO/IPCO
IPC8版ICR
IPCシリーズIC/IPC
ナショナルクラスNC
ECLAEC/ECL
CPCCPC
優先権主張国PRC
優先権主張番号PRN
出願言語LOA
発行言語LOP
出願人PA/AP/AS
出願人住所BI
発明者IN
PCT指定国DSP
PCT広域指定国DSX
EP指定締約国DSE
EP拡張国DSXE
引用文献情報REF
非特許引用文献情報RC
発明の名称TI
要約AB
出願日AD
優先権主張日PRD
公報発行日PBD



入力の方法

IPC7版以前・IPC8版・IPCシリーズ


IPC完全記号形式

桁数: 12 3 4 5 6 7 8 910111213
 
分類: 
記号:


入力方法    
記号 意味 属性 桁数 入力形式 誤入力例
a セクション 英字 1桁 A A?
b クラス 数字 2桁 A01 A01?
c サブクラス 英字 1桁 A01K A01K?
d メイングループ 数字 3桁 A01K61
A01K61/
A01K61/00
A01K61?
A01K061    前0詰不要
A01K_61    桁調整不要
e セパレータ(1) 記号 1桁 ---------- A01K61/?
A01K61/all
f サブグループ 数字 5桁 A01K61/02 A01K61/00002  前0詰不要
A01K61/02000  後0詰不要
A01K61/___02  桁調整不要

※メイングループの位置までは、前方一致が初期値となります。(?の入力は不要です)
 サブグループの位置では、階層検索が初期値となります。


制御記号

階層検索
サブグループの位置では、階層検索が初期値となります。
階層制御
サブグループの入力では、$記号の入力により、階層検索を制御します。
前方一致
サブグループの入力では、?記号の入力により、前方一致検索をします。
@F筆頭検索
サブグループの入力では、検索キーワード後に「@F」を入力すると筆頭のみの検索をします。

※ご注意 国際特許分類(IPC)の階層検索につきまして

本サービスの階層検索は、最新のパテントマップガイダンスのデータに記録されている
国際特許分類(IPC)の階層構造にて検索が行われます。

このため、国際特許分類(IPC)にて階層検索を行った場合
国際特許分類(IPC)第7版以前で使用されている展開記号および
国際特許分類(IPC)第7版以前に廃止・移行となった分類の
下位の階層分類は検索対象外となります。

IPC7版以前7版以前を対象に検索いたします(検索項目IPCOはIPC Originalの意味)
IPC8版IPC8版を対象に検索いたします。
IPCシリーズIPCとIPC8版のOR条件で検索いたします(IPC+IPCR)

ICO(In Computer Only)の分類について
 検索項目IPCOはIPCOriginalの略称でICO(In Computer Only)の検索は
 含まれておりません。



ECLA/EC


入力方法   
記号 意味 属性 桁数 入力形式 誤入力例
a セクション 英字 1桁 B B?
b クラス 数字 2桁 B32 B32?
c サブクラス 英字 1桁 B32B B32B?
d メイングループ 数字 3桁 B32B17
B32B17/
B32B17/00
B32B17?
B32B017        前0詰不要
B32B_17        桁調整不要
e セパレータ(1) 記号 1桁 ---------- B32B17/?
B32B17/all
f サブグループ 数字 6桁 B32B17/10 B32B17/000010     前0詰不要
B32B17/100000     後0詰不要
B32B17/____10     桁調整不要
g 拡張
(英字数字の繰り返し)
英字
数字
2桁
3桁
B32B17/10L10B2 B32B17/10L010B002  前0詰不要
B32B17/10L100B200  後0詰不要
B32B17/10_L_10_B__2 桁調整不要

※メイングループの位置までは、前方一致が初期値となります。(?の入力は不要です)
 サブグループ以降の位置では完全一致が初期値となります。

制御記号

完全一致
サブグループの位置では、完全一致が初期値となります。
前方一致
サブグループの入力では、?記号の入力により、前方一致検索をします。


CPC


入力方法
記号 意味 属性 桁数 入力形式 誤入力例
a セクション 英字 1桁 A
B
 
b クラス 数字 2桁 A01
B68
 
c サブクラス 英字 1桁 A01K
B32B
 
d メイングループ 数字 1~4桁 A01K1?
B68B2001?
A01K1
A01K0001?  前0詰不要
A01K___1?  桁調整不要
e セパレータ 記号 1桁 A01K1/?
B68B2001/?
A01K1/
A01K1/all
B68B2001/
f サブグループ 数字 2桁~ A01K1/12
A01K1/034
A01K1/03?
B68B2001/044
H01H36/00
B01D2259/40088
A01K1/__12   桁調整不要

※サブクラスの位置までは、前方一致が初期値となります。(?の入力は不要です)
 メイングループ以降の位置では完全一致が初期値となります。
※筆頭検索(@F)はできません。

制御記号

完全一致
メイングループ以降の位置では、完全一致が初期値となります。
前方一致
メイングループ以降の入力では、?記号の入力により、前方一致検索をします。


出願人住所・引用文献情報・
非特許引用文献情報・発明の名称・要約


入力形式

KKK・・・K (可変ワード)

データ中のスペースを区切り文字として扱い、単語単位に分解しています。
記号でつながれた単語はそれぞれを1単語としても扱います。
※米国検索とは異なり、データ中の記号(:;,.-)などを削除しておりません。

単語内に「-」を含む単語(例:Liquid-Crystal)は以下の形式で検索が可能です。
※単語の大文字小文字は区別しません。

例:liquid * crystal
 Liquid-Crystal

「.」(ピリオド) につきましては、略語として扱われる場合があるため
先頭が大文字の単語の最後に付与されている場合、ピリオドも含めて1単語とみなします。

検索したい単語検索キーワード検索結果
Ltd.ltdHITしない
Ltd.ltd.HITする
ltd.ltdHITする
ltd.ltd.HITする

※半角英数3文字以上を入力してください。


出願人・発明者



※DOCDBデータは同一の名称であっても、異表記が存在します。

例:Early.Times.Nemours and Company
ET.Nemours and Company

※このような場合は(Early.*Times.*Nemours*company)と
 (ET.*Times.*Nemours*company)をOR条件で検索してください。
※ノイズを減らす場合は句での検索をご検討ください。

制御記号

@F筆頭検索
検索キーワード後に「@F」を入力すると筆頭のみの検索をします。
前方一致
?記号の入力により、前方一致検索をします。

※半角英数2文字以上を入力してください。
※前方一致は3文字以上の場合のみ可能です。

例:Hatsumei(完全一致)
Hatsumei@F(筆頭検索)
Hatsumei?(前方一致)



単語(word)および句(phrase)


単語(word)

完全一致および前方一致が可能です。
前方一致は文字の後部にクエスチョンマーク「?」を入力します。

例:fish(完全一致)
fish?(前方一致)

※前方一致は3文字以上の場合のみ可能です。

例:fish?(OK)
fis?(OK)
fi?(NG)
f?(NG)


句(phrase)

単語をスペース区切りで入力して、文字列を
ダブルコーテーション(" ")<Shift+2>で囲みます。

例:"intra-line fishing Rod"

前方一致を併用する場合、最後の単語にのみ利用する事ができます。
例:"intra-line fishing Rod?"(OK)
"intra-line fishing? Rod"(NG)


予約語・禁止語について

検索項目の略称、論理演算子(文字列、記号)と同一文字列の入力は
「検索エラー」となります。

例:
TI = AB  (NG)
TI = AND  (NG)




演算子や検索時に扱う記号の検索

キーワード検索において、以下の記号をキーワードに含む場合は、
キーワード全体をダブルコーテーション(" ")で括ります。

( ) + * # : $ % ! " ' 空白

例:"85WT%"




記号文字の扱いについて

以下の記号文字は、前後に半角スペースを補完する形で検索を行います。

! " # % $ ' ( ) * + - : < > = ? @ ` [ ] \ ^ ~ { } | _

例:
SIPTO@LN
“SIPTO @LN”
”SIPTO@ LN”
“SIPTO @ LN”

上記の例は、いずれも同一の検索結果になります。




論理演算子について


NOT 左側の条件から右側の条件を除いたものを検索します。
AND 左側の条件と右側の条件の両方を満たすものを検索します。
OR 左側の条件と右側の条件のどちらかを満たすものを検索します。
※優先順位ANDまたはNOT→OR
(直接式入力欄にて優先演算子(論理括弧)により変更可能です。)


論理積(文字列:AND 記号:*) 共通の集合を作ります。

発明の名称(TI)に「telephone」と「camera」両方含むもの。
TI = telephone * camera
TI = telephone AND camera

※論理積にて「&」を利用した場合、「*」利用時と検索結果が異なります。

論理和(文字列:OR 記号:+) 選択的な集合を作ります。

発明者(IN)がGeorgeまたはWashingtonのいずれかを含むもの。
IN = George + Washington
IN = George OR Washington

論理差(文字列:NOT 記号:#) 排他的な集合を作ります。

要約(AB)が「Light」で「LED」を含まないもの。
AB = Light # LED
AB = Light NOT LED

集合と集合の間に論理演算子を指定(関係式 論理演算子 関係式)

引用文献情報(REF)が「motors」で、発明の名称(TI)に「wheel」を含むもの。
REF = motors * TI = wheel
REF = motors AND TI = wheel

※論理演算子を文字(AND,OR,NOT)で記述する場合、キーワードと論理演算子の間は
1文字以上の空白(半/全角)を入力、または改行する必要があります。



履歴演算について



機能

単一または複数の履歴を使用して検索を実行します。

入力方法

検索履歴一覧の番号を指定します。

1.履歴(回答集合)間の検索

W0001+W0002   番号W0001と番号W0002のOR条件
W0003*W0004   番号W0003と番号W0004のAND条件
W0005#W0006   番号W0005と番号W0006のNOT条件


2.履歴(回答集合)と新規条件の検索

W0007+IC=A01K   番号W0007とIPC A01KのOR条件
W0008*AB=磁気   番号W0008と要約に磁気が存在するもののAND条件
W0009#TI=movement   番号W0009から発明の名称にmovementが存在するもののNOT条件


DOCDB検索の履歴演算の仕様

DOCDB検索では、出願国選択が必須となっております。

履歴は、出願国の選択まで保持されておりますので
履歴演算では、履歴演算の結果から更に出願国のフィルタを通す事になります。

履歴演算を行う場合、出願国はall(主要国を含む全ての国)を指定して下さい。
特定の出願国で絞り込む場合は、希望の国を指定して下さい。

W0001   ACC=(JP) * IC=(G01N23/02)
※IPCが「G01N23/02」で、出願国が日本である文献を抽出する式

W0002   ACC=(US) * (IC=(G01N23/02))
※IPCが「G01N23/02」で、出願国がアメリカである文献を抽出する式

W0003   ACC=(KR) * (W001 + W002)
⇒W0001&W0002は、出願国選択で韓国を選択していない為、結果は0件。

W0004   ACC=(JP) * (W001 + W002)
⇒W0002が、出願国選択で日本を選択していない為、結果はW001と同様。

W0005   ACC=(ALL) * (W001 + W002)
⇒W005は、全ての出願国を選択している為、結果はW0001とW0002のOR演算。

W0006   ACC=(JP + US) * (W001 + W002 * (CC=EP))
⇒W0001とW0002のOR演算の結果と発行国が「EP」であるもののAND演算から
  出願国が日本ないしアメリカである文献を抽出する式。